先日とても貴重な体験をしました。それは真綿を肌にあてたときのぬくもりの感触。
それはもう繊維のぬくもりではなく母の羊水のような。昔は赤子が生まれたとき真綿で包んだとか。未熟児で生まれたとき真綿で包んだのはもう一度母の羊水に戻すということでしょうか。
昔の人の素晴らしい知恵ですね。
私は手当を学んでいますが、意識を持つか持たないかで全然体の反応が違います。脳の働きも違ってくると思います。
真綿を首に巻いた時点ではとても暖かくて気持ちいいなぁ!と感じているのですが、しばらくすると忘れてきます。そこで巻いた所に意識を戻すと再び体の中から温かさが蘇ってきます。
ふだん体が物言わずに働いてくれている。そうして体のどこかを温めて、感謝の気持を伝えれば体が活き活きと動き始めるのではないかと思います。
今 来店のお客様に真綿の温かさを体験していただけます。もちろん無料です。
真綿の素晴らしさをしょうかいしてくれたのは真綿のワークショップでかわいい真綿をくるんだショートスカート(腰巻)なども作っている町田さん。お陰様で箪笥の奥から真綿を出すことができて再びぬくもりをいただくことができました。
町田さんは気功整体もされており、給仕をする私の動作を一挙手一動観察されていたようです。
そこでどこが凝っているか滞りがあるか看破されました。その通りなのでびっくり。自分でどう解消していくか教えてもらいました。お話しながら実行していると腰が温かくなって来たり楽になったりで、で腰を全く触らずに自分の体をコントロールできるのは快適ですね。
自分のからだをもてあまし、人頼みの整体をしていらっしゃる方も視点を変えて自分の体のツボを知ってみませんか。
そんな気功整体のワークショップをしたいと思います。